Pit Room クーラント交換編
20ソアラは水周りが弱くラジエターや
サーモスタットが錆びやすいです
それを未然に防ぐためにはクーラント交換は
欠かせない項目です
まずはエンジンを冷やして下さい
厚いときに作業をすると火傷します
ラジエター洗浄剤を使う場合は
アンダーカバー左側を止めている
3箇所の10mmのボルトを外し
ドレンを空けクーラントを抜き
またドレンを締めて、洗浄剤→水の順で
ラジエター内に水を満たします
その後、洗浄剤に記載されているとおり
フラッシングをして下さい
洗浄剤を使わない場合、またはフラッシングが終わったら
ジャッキアップをしアンダーカーバーを取り外します
アンダーカバーは8箇所10mmのボルトで止まっています
次にラジエターのドレンを外します
そして、ラジエターキャップを外して下さい
これでクーラントは抜けます
抜けきったところで、今度はラジエターのアッパーホースと
ロアホースを外します
外し方は、大きめのプライヤーで留め金を外し
ホースをねじりながら引き抜けば外れます
ここまで来たら、アッパーホースの口に蛇口から
ホースをつないできてじゃばじゃば水を流して下さい
この水圧でラジエター内を洗浄します
エンジン内にも汚れたクーラントは残っているので
出来れば、サーモスタットを外してエンジン側にも
水を流し、更にエンジンをかけエアコンを32度に設定し
エンジン内も洗浄して下さい
こちらはあまり長くやると危険なのでそこそこにしてください
出てくる水が真水になるまで洗浄して下さい
リザーバータンクを洗浄するときは
左のヘッドライトを取り外し、リザーバータンクを
外して洗浄して下さい
アッパー、ロアのホースをつないで
好みの濃さのクーラントをラジエターの吸水口から入れて
エア抜きの作業に入ります
まず、ラジエターキャップを外した状態でエンジンをかけます
このとき、エアコンは切っておいて下さい
水が減るようでしたら、足して下さい
その後、水温が上がってきたらエアコンを32度に設定し
更に水が減るようだったら足していって下さい
その後、水面が落ち着くまでずっと見ていて下さい
早く作業をしたいときはエンジンが暖まった後
たまにアクセルをあおって下さい
最後にエンジンを止めて水を足し
リザーバータンクにもMAXのラインまで水を足し
キャップをして終了です
推奨は2年に1回ですが、1年に1回はやった方がいいでしょう