Pit Room ブレーキオイル交換・エア抜き編

文責 アラム

ブレーキオイルは消耗品です
汚れてきたら交換しなくてはなりません

ブレーキオイルも自分で交換することは出来ますが
最低2人はいなくては交換できません

さて、交換方法ですが、全量交換の場合は
エンジンルーム内のマスターシリンダータンクから
全てのブレーキオイルをスポイトなどで抜き取っておいて下さい

次に、エア抜きの作業にはいるのですが、順序は
マスターしりんーから遠い順です
左リア→右リア→左フロント→右フロントの順序です

まず、タイヤを外しキャリパーにキャップが付いた
ホースの刺さる部分を探します
8mmのスパナまたはめがねレンチまたは板ラチェットを
そこのナットに差し込み、更に透明色のホースを差し込みます
ホースの反対側の先には不要なブレーキオイルの缶を
置いておくといいでしょう

ここからエア抜きの作業にはいります

まず一人が運転席に座り1.2とブレーキを軽く踏み
3で床まで踏みます
この3と言ったあとにもう一人がブリーダーのナットを緩めます
そうするとブレーキオイルが出てきます
ちょっとしたらナットを締めてブレーキペダルを離します

基本的にこれの繰り返しです
何回か繰り返したときにマスターシリンダーに
ブレーキオイルを補充して下さい
絶対に空にしないで下さい

ブレーキオイル交換の時はまず、オイルの色が変わるまで続けて下さい
その後エア抜きの作業になるのですが
ホースからエアーが見えなくなるまで同様に作業を繰り返して下さい

これを先ほどの順序で全てのキャリパーのエア抜きをすれば完了です

最後にすべてナットを締めてブレーキを踏んで下さい
そこで、ペダルタッチを確かめ柔らかいようだったら
もう一度エア抜きの作業をして下さい


どうでしょう。走る・止まる・曲がるの
止まるの部分ですので、慎重に作業して下さいね。



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